02-地震に強い
最高の耐震等級と
制震ダンパー搭載で地震に強い
地震に強い
WHYなぜ地震に強い?
繰り返しの地震から建物を守る
ユトイエは耐震+制震で地震に強い。
建物の強度で地震の揺れに耐える耐震構造と、揺れを低減する制震構造をあわせ持つことで、繰り返しの地震から建物を守ります。
直接的な被害を防ぐ
1耐震構造
壁や床など、建物の強度を高め地震の揺れに耐えて直接的な被害を防ぐ。
ユトイエは最高の耐震等級3を
標準で取得
耐震等級(倒壊防止)の目安
耐震とは、建物が地震の揺れに耐えられるように、壁や床などの強度を上げることを言います。住宅性能評価書における地震に対する強さを表す耐震等級では、最高の「3」を取得し、構造の安定性について国が定める第三者機関から認定を受けています。
- ※それぞれの等級に対して必要な壁量があり、下記図は必要壁量を求める係数を表しています。
- ※下記図は軽い屋根を前提としています。
係数 22~54
耐震等級1で想定される地震による力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度
係数 18~45
耐震等級1で想定される地震による力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度
係数 15~29
数百年に一度程度発生する地震の力に対して倒壊、破壊しない程度※建築基準法同等
ユトイエの耐震への取り組み
安全な家づくりの第一歩<地盤調査>
地盤調査は安全な家づくりの第一歩です。安全に建物を建てられるか、支える力があるか、地質は良好か、十分な時間をかけ敷地内の複数個所を地中深くまで調査します。調査の結果、地盤などに問題があれば、適切な造成計画や地盤改良工事を検討・実施します。
建物荷重を分散する<ベタ基礎>
ユトイエでは、建物を支える基礎の立ち上がりと床下部分のコンクリートが一体化し、地盤全体を耐圧盤で覆うベタ基礎を採用しています。家の重みを底面全体で支えることにより、建物荷重を分散でき、基礎の一部が沈む不同沈下のリスクを軽減できます。また、建物下の地面をコンクリートで覆うことで、地面からの湿気を防ぐ効果もあります。
通気性を良くし、強度を保つ<基礎パッキン>
基礎パッキンとは、基礎と土台の間に挟む床下通気用の部材です。床下の湿気のこもりを防止。開口部を設ける必要がなく、基礎自体の強度が保たれます。住まいの耐久性がアップするとともに、シロアリが生息しにくい床下環境をつくります。また、従来のようにコンクリートに開口部を設ける必要がないため、基礎自体の強度も保たれます。
地震や台風などの横揺れを壁全体で
受け止める<耐力面材>
壁には、厚さ9mmの耐力面材「構造用パーティクルボード」を使用しています。耐力面材を使用した工法は、地震や台風など外からの力を壁面全体で受け止め、バランスよく分散することで、一部の柱などへ力が集中するのを緩和します。
- 耐震性
- 構造用パーティクルボードは合板に比べて耐力面材に求められるせん断性能が2倍以上。強度の高い耐力面材で構造上の安定性を図り、建物内部の空間を広くとりつつ、地震や台風に強い家をつくります。
- 耐水性
- 耐水性の高い接着剤を使用しており、水に強い構造です。水の侵入を抑制することで、吸水による厚さ膨張を極めて小さくすることができます。
- 安心設計
- 低ホルムアルデヒドで室内の空気品質を改善し、長期にわたり接触しても人体に影響を与えない建材を使用しております。
- 環境対応
- 廃木材・未利用木材を主原料としたリサイクル商品です。使わなくなった木材製品や未利用木材を破砕・チップ化し、構造用パーティクルボードに再生しています。
強度と耐久性に優れた<構造用集成材>
断面寸法の小さい木材を接着により貼り合わせたもので、天然木より安定した強度性能を可能にするのが集成材です。木材の強度は、他の材料に比べると、同じ重さの場合引っ張り強度は鉄の約4倍、そしてコンクリートの約200倍もあります。また、鉄やコンクリートは年数とともに強度が低下するのに比べ、木は十分に乾燥させることで、より強度が高まり長持ちします。
結合部を固定する<構造用金物>
東日本大震災や阪神大震災で多くの家屋が被害を受けたのは、接合部の強度不足も一因と推測されています。ご家族が長く安心して暮らしていただけるよう、基礎と土台をつなぐアンカーボルトや基礎と柱を緊結するホールダウン金物など公的機関で認定された質の高い構造用金物で確かな構造強度を保っています。
建物のダメージを防ぐ
2制震構造
地震のエネルギーをダンパーなどの制震装置を用い吸収することで
建物の揺れを低減し、ダメージを抑える。
揺れ幅を大幅に低減する
東栄セーフティダンパー標準装備
東栄住宅は、住友ゴム工業株式会社と株式会社カナイの3社で
制震ダンパーを共同開発しました。
耐震プラス制震で大きな安心と強固な地震対策を。
ユトイエの制震ダンパーの特長
繰り返す地震に強い制震ダンパー
制震ダンパーは、地震や台風時の揺れを緩和するための装置で、住宅の柱や壁などにゴムや樹脂などのダンパーを組み込むことで、地震のエネルギーを吸収します。
熊本地震では2ヶ月間で1700回を超える有感地震が発生しました。震度7の揺れが2回観測されたほか、震度5を超える余震も多く、ダメージを受けた建物が、その後の地震によって倒壊に至ったケースも少なくありません。
高減衰ゴムを使用した東栄セーフティダンパーは、強い揺れ・繰り返しの揺れに最大限の効果を発揮します。振動実験でも熊本地震前震(震度7相当)を1回、本震(震度7相当)を5回加えても倒壊しないことを実証しました。
2023年1月に実大実験を実施。熊本地震前震(震度7相当)を1回、本震(震度7相当)を5回加えても、東栄セーフティダンパーを装着した耐震等級3相当の試験体は倒壊しないことを実証しました。
一般財団法人ベターリビングにおいて、東栄セーフティダンパーに所定のエネルギー吸収能力があることを示す評定書を取得。地震時の性能、および各部の安全性について、第三者機関が検証し、適切と判断されました。(評定CBL TS003-22号)
高い制震性能が長時間続く
部品交換や点検などメンテナンスフリー
東栄セーフティダンパーは、一度取り付ければ部品交換や点検などメンテナンスが不要。効果は60年※持続するので、定期的なメンテナンス費用が発生しません。だからお孫さまの代まで安心。
メーカーによる促進劣化試験の結果、高減衰ゴムダンパー部分においては60年経過してもその性質はほとんど変わらず効果を発揮することを確認しました。
- ※住友ゴムによる促進劣化試験の結果より
歴史的建造物など公共建築物でも多数採用
東栄セーフティダンパーに使用されている住友ゴムの高減衰ゴムの技術は、熊本城の復旧工事にも採用されました。
その他にも、世界最大級の木造建築物である東本願寺、2015年に竣工した大阪病院、国内外の超高層タワー、橋梁ケーブルや橋桁の制震ダンパーなど、多数の採用実績があります。